この特産品について
現在の干物は、冷蔵庫などがない時代に保存目的で作られていた塩気の多い干物とは違い、
魚をより美味しく食べるために作っています。
干すことで成分が凝縮されうま味が増すため、生魚をそのまま焼くよりもふっくらとして、美味しくなります。
長崎県近海で水揚げされたお魚を一枚ずつ手でさばき、
小田水産独自の製法により、あっさりうす塩の一夜干しに仕上げました。
商品は、早岐茶市で人気の「赤かます3、スルメイカ1、アジ5、塩さばフィレ5」の詰め合わせセットになります。
クール便でお届けしますので、すぐに冷凍庫に入れてください。
当日食べる分だけをゆっくり時間をかけて(1時間くらい)自然解凍して、焼いて食べてください。
佐世保発の美味しい干物は、素材と加工の匠
佐世保を代表する名産品「東浜一風干し」は、JR佐世保駅から車で10数分、海辺のまち東浜町に並ぶ7つの加工場(津田水産、富岡水産、丸富水産、小田水産、柴崎水産、富澤水産)で作られています。
製造所の規模は様々ですが、それぞれの加工場が素材へのこだわりと匠の技(加工技術)を持ってオリジナルの干物などを製造しています。
原料について
豊かな漁場に恵まれ、市町村別漁獲量が全国 4 位、九州 1 位と全国有数の水産都市である佐世保。
その豊かな資源を生かした水産加工業も盛んで、干物や練り物、イリコなどの生産 が市内各所で行われています。
長崎県ではいろんな魚が捕れるので、 豊富な魚種を生かした商品の多さが東浜の干物の魅力です。
当商品は、長崎県産の赤カマス、スルメイカ、真鯵、真鯖を使用し、お塩以外は何も加えておりません。
「一風干し」について
「一風干し」とは、東浜地区の一夜干し製法であり、30年前に当社代表が東浜水産加工場7社の若かりし事業継承者(現社長等)の皆さんと共に確立したものです。
美味しい干物と言えば、「天日干し」。30年前には、東浜の海岸線には天日干し台に地元で獲れた魚が並んでいました。自然の太陽の光を浴びて干された干物は、肉質もふっくらで、自然のパワーを凝縮したかのように旨味があります。
しかし、天日干しは、空気中のホコリ、細菌など、安全性への懸念も多くなってきました。
そこで、伝統製法の工程に冷風乾燥機を導入することで、自然の天日干し以上に美味しく安全な干物をつくっています。
◆四五〇有余年の歴史をもつ「早岐茶市」が中止! 茶市関連事業者支援プロジェクト
新型コロナウィルスの影響で、様々なイベントが相次いで中止されておりますが、佐世保の初夏の物産市「早岐茶市」(12日間開催)も中止になってしまいました。
「緊急事態宣言が解除されたことから6月の梅市は開催してほしい」と願っていましたが、これも残念ながら中止。
出店事業者の方々は、この茶市に合わせ商品を仕込んでこれてましたが、結果大きな在庫を抱えることになっています。
こんな時だからこそ、佐世保特産の干物でゆっくりした食事をとられ、免疫力を高めてはいかがでしょうか。
◆早岐茶市
GWが明けると、佐世保の初夏の風物市「早岐茶市」が始まります!
茶市が開催されるのは、毎年曜日に関係なく5月7日から6月9日までの7、8、9のつく日、計12日間。
四百五〇年ほど前に平戸藩の海陸交通の要所であった「早岐」で始まった山の幸、海の幸の物々交換を起源にするので、新茶の出回る時期に市が開かれたことから、「茶市」の名がついたと言われています。
・初市 5月7日~9日
・中市 5月17日~19日
・後市 5月27日~29日
・梅市 6月7日~9日
(午前 7時位~午後5時位)
という予定が、新型コロナのために中止になってしまいました。
小さい頃におばあちゃんから、「茶市ん風に吹かるっぎんた、そん年は風邪ひかんとばい。」
(茶市の風に吹かれれば、その年は風邪をひかないよ!)と、言われてました。
そんな茶市が、新型コロナに吹き飛ばされてしまいました。
◆干物の美味しい焼き方
干物を美味しく焼くためには、焼き方にコツがあります。
焼きすぎないように、注意してください。
必ず焼く前に、ゆっくり(1時間くらい)自然解凍して、焼いてください。
1 グリルで
焼く前にサラダ油や酢を塗ってグリルを熱しておくと、こびりつきを防げます。
焼くときは、先に身側を中火で4~5分焼き、ほどよい焼き色がついたら、次に皮側を2~3分。
最初に皮側から焼くと、皮と身の間にある旨味が落ちてしまいますので、ご注意ください。
2 フライパン・ホットプレートでも、美味しく綺麗に焼けます!
温めたフライパン(またはホットプレート)にクッキングシートをのせ、皮の方を下にして干物をのせます。
火加減は中火(160~180度)。皮に焦げ目がついて、身が白くなったら裏返します。
脂がたくさん出てきますので、 キッチンペーパーで余分な脂をふき取りながら焼くと、パリッと焼きあがります。
◆アジの干物は素揚げも美味しいです! 頭も骨もパリパリ食べられます♪
解凍せずそのまま、170〜180℃の油でからりと揚げてください。
身の方から油に入れ、身がきつね色になったら返します。
1~2分で箸を通して観て、通ったら上げて下さい。
◆スルメイカの美味しい食べ方
その1 いかの身と足を手ではずして、網やグリルで焼く。
食べやすい大きさにさいて、お好みで、マヨネーズ、醤油、七味等を合わせてタレを作り、どうぞ♪
その2 いかを約1㎝幅の食べやすい大きさに切って、フライパンでサッと炒める。
塩、胡椒で味を整え、バターを仕上げに入れると風味が増します。